ストレート・ステッチ
- Stitch 基本ステッチ -
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ロング&ショート・ステッチ
その名の通り、針足に長短を付けながら刺すのがロング&ショート・ステッチです。花や葉などの面を埋めるときに良く使われます。間隔を開けずにつめて刺します。
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ロゼット&ボタンホール・ステッチ
ロゼット・ステッチとボタンホール・ステッチを組み合わせたステッチで、華やかな印象のステッチです。花びらの周囲などに使っても効果的です。
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ハネコム・ステッチ
密蜂の巣(ハネコム)のような六角形が連続した形のステッチです。ボタンホール・ステッチをしながら、前の段の山の糸と布を同時にすくっていきます。面を埋めるときに使います。
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ライティング・ステッチ
ライティング・ステッチは足元に玉ができるステッチです。輪郭線などに良く使われます。弾の大きさをきれいに揃えるように刺します。
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レイズドフェザー・ステッチ
シャドー・ステッチ(この場合のシャドー・ステッチは同じ針穴に戻らずに、少し間を開けて刺す)を刺し、その上にフェザー・ステッチを重ねた、立体感のあるステッチです。
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レイズドコーチング・ステッチ
レイズドとは一段高くしたという意味で、土台の糸を一層だけではなく縦横など何層かに渡しておいて、上からバック・ステッチ、クロス・ステッチなどの適当なステッチでとめ付ける刺し方です。
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リーフ・ステッチ
葉(リーフ)を刺すときによく使われるステッチです。葉先になる方を下にして、下から上に進みます。中央のストレート・ステッチの長さの変化で密に刺したり、粗く刺したりできます。
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ラムラローズ・ステッチ
中心にプレーンナット・ステッチを刺して、そのまわりに糸にゆるみをもたせながら、ふんわりとやわらかく薔薇の花のように刺したステッチです。
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ボタンホール・ステッチにループ
ボタンホール・ステッチにループ・ステッチを付けながら刺したステッチです。ループの大きさが揃うようにします。ふわふわとしたループの立体感を活かして効果的に使います。
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ループ・ステッチ
刺し方はレゼーデージー・ステッチに似ていますが、輪(ループ)の部分をとめずに、浮かせておきます。ふわふわとしたものを表現するときに最適なステッチです。
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ボタンホール・ステッチにバリオン
バリオン・ステッチとボタンホール・ステッチを組み合わせたステッチです。バリオン・ステッチの山がきれいに揃うように刺します。ボリュームのあるステッチで、輪郭線などに使います。
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フレンチナットダーニング・ステッチ
フレンチナット・ステッチはフレンチナット・ステッチの針足を伸ばした形です。花芯まわりなどに放射状に使うと効果的なステッチです。
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フレンチナット・ステッチ
花芯などに多く使われるステッチ。糸の引き加減をきつくして小さく刺したり、ゆるめに刺してボリューム感を持たせたり、また糸に巻き付ける回数も変化させたりできるステッチです。
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プレーンナット・ステッチ
短いストレート・ステッチを3回同じ針穴に刺すプレーンナット・ステッチは、花芯などに良く使われるステッチです。糸を引きすぎないようにふんわりと刺します。
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フリー・ステッチ
名前の通り、自由に面を刺し埋めるステッチ。基本的にはバック・ステッチをいろいろな角度に回転させて刺します。さらに糸の色や本数を変えて上に重ね、変化をつけることもあります。
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シーズ・ステッチ
シード(SEED)とは種や実のことです。短い針目で小さな種のようにバック・ステッチを離して刺したステッチです。面を埋めるときなどにも使います。
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トライアングルバリオン・ステッチ
バリオン・ステッチの両側に足を出して、全体を三角形にしたステッチです。ひとつずつ刺したり、横に連続して刺したりもします。バリオンの巻く回数を統一すると形が揃います。
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バリオンリング・ステッチ
バリオンデージー・ステッチバリオン・ステッチでリングをつくったステッチです。糸を針に巻き付ける回数や糸の本数によってリングの大きさが違ってきます。花芯や小花などに向く可愛らしいステッチです。
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バリオンローズ・ステッチ
花芯にフレンチナット・ステッチを刺し、そのまわりにバリオン・ステッチの花びらを内から外へと重ねていくステッチです。可憐な薔薇の小花ができます。
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バリオン・ステッチ
金属糸を使って刺す刺しゅうはバリオン・エンブロイダリーとも呼ばれていますが、そのコイル状の金属糸のイメージから付けられた名前です。針に糸を巻き付ける独特の刺し方で立体感があります。