いよいよ年の瀬も迫ってまいりました。 来年に向け、ハーダンガー・ドロンワーク 透かしの技法を使って かわぃぃうさぎさんのNEW YEAR CARDを作ってみませんか?
今回は年賀状より一回り大きめに仕上げ、パネルに仕上げました。 無料素材としてもご使用いただけますので、年賀状作りにもぜひお役立てください。 ハーダンガーのうさぎさんは下に置いたピンクが見えることを考え、模様が見えるように緑でかがってみました。 布地の空白部分を少し多めに取ってあります。 残った部分に、ご家族のお名前や年賀状にピッタリな「元旦」などの文字を足して刺しゅうしてみてもいいですね。
刺しゅう枠・針・刺しゅう糸(コスモ)・フランス刺繍針・はさみ・刺しゅう用コピーペーパー・手縫い糸・ 額(今回はナカバヤシ株式さんのカラーVカットマットを使用しました) マット台紙の使い方はコチラ
刺しゅう布(コスモ #8000 白)
1.刺しゅうをする布に刺しゅう用コピーペーパーを使用し、布に図案を写します。
☆無料図案のダウンロードと作り方はこちら!
2.ドロンワーク部分の布目を数え、しつけ糸で印をしましょう。 糸の切り間違えや数え間違えが防げます。 ドロンワークの基本はコチラをご覧ください 糸を抜く部分(本数に注意して下さい)が決まれば、左右の糸の処理をして、横糸を抜きます。 ドロンワークの左右の糸の処理はハーダンガーと同様2種類の方法があります。 詳しくはStep3のハーダンガーの基本をご参考ください。 ※今回はドロンワーク・ハーダンガー共に抜いた糸を裏側の糸に止めつける方法で処理しています。 ドロンワークの部分は必ず残る縦糸を偶数のこして処理してください。 奇数で縦糸が残るときれいに模様が出ません。 この作品では、上側ドロンワーク:横糸を7本の糸を切り、縦糸64本残し模様をつくりました。 下側ドロンワーク:横糸を7本の糸を切り、縦糸136本残し模様をつくりました。 横糸を抜いたら上下をヘム.Sでかがります。 上側の解説はコチラ 下側の解説はコチラ 解説図では、縦糸4本ずつをヘム.Sでかがっていますが、今回の作品では縦糸2本ずつをかがっています。 解説図よりも細かい模様ができあがっています。 4本ずつかがる場合は、縦糸を4の倍数残して作業してください。
3.ハーダンガーを刺す ハーダンガーの基本はコチラ ハーダンガーの解説はコチラ 4.図案に沿って刺しゅうをする。
今回使用のステッチ・・・チェーン.S クロス.S サテン.S ストレート.S クロス.Sの目数は無料図案ダウンロードをご参照ください。
5.洗濯をし、アイロンをかけて裏にお好みの色紙などを貼り、額に挟み込めば完成!
年賀状の無料素材はこちら! 1.ドロンワーク上部 2.ドロンワーク下部 3.うさぎさん部分 4.「2011」部分 5.全体 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この作品の解説は 啓佑社 より発売されております
『はじめての透かし模様』を参考にしております。
丁寧な解説が掲載されておりますので、初心者の方へもオススメです。
尚、このHPへ掲載の作品は、布地や作品に適した糸の本数や図案に変更してあります。
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